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特急「しまかぜ」真の狙いは? 近鉄が観光列車に力注ぐワケ



近畿日本鉄道が3月に運行を始めた観光特急「しまかぜ」。大阪、名古屋から賢島(三重県志摩市)を結ぶこの特急は、ゆったりした革張りのシートなど「贅を尽くした」のが特長で、6月いっぱいは予約でほぼ満席の状態だ。ただ座席数も運行本数も限られるため、通常の運賃に特別料金が上乗せされるとはいえ、「劇的な増収は見込めない」(関係者)とか。しまかぜの建造費は約37億円。巨費を投じる効果はあるのだろうか-。

【新型特急】近鉄「しまかぜ」公開 ゆったり景色と食事楽しむ


 しまかぜは、シートの前後幅が私鉄最大の125センチとゆったり座れ、展望車両では大きな窓から景色が楽しめる。大阪難波-賢島間の大人運賃は通常の特急が3810円なのに対し、しまかぜは4810円。個室の場合は別途料金が必要になる。

 10月からは、車内に伊勢志摩の特産品販売コーナーなどを設けた観光列車「つどい」も伊勢市-賢島間で運行する。同社幹部は、2つの新しい観光列車について、「単なる移動手段ではなく、乗ることそのものを旅の目的にしてほしい」と強調する。

 近鉄が、観光列車を矢継ぎ早に投入するのは、10月に伊勢神宮(同県伊勢市)で「式年遷宮」が営まれるからだ。社殿を20年に1度造り替えるビッグイベントで、今年1年間で前年比25%増の1千万人超の参拝者が見込まれる。

 近鉄は旅客増で運輸収入が10億円程度増えるほか、ホテルの稼働率が高まったり、旅行商品の取り扱いが増えたりすることで約40億円の収入増を見込む。このうち、しまかぜだけで運輸収入を5億円程度押し上げる。伊勢市からは「つどい」にも乗ってもらい、志摩方面へのファンも増やす。

 伊勢志摩は昭和の時代、社員旅行や修学旅行など団体客向けの観光地として人気を集めたが、バブル崩壊で観光客が減少。近鉄の伊勢志摩方面の特急利用は、直近のピークが平成6年度の約554万人だったが、24年度は約231万人だった。

 近鉄は、JRグループを除く日本の鉄道事業者の中では最長の路線網(508・1キロ)を持つが、人口減少時代を迎える中、伊勢志摩方面の観光地需要を増やさなければ、「じり貧」になってしまう。

 ただ従来の特急「伊勢志摩ライナー」が定員約270人、運行本数1日約20本なのに対し、しまかぜは約140人で1日4本。つどいはそれ以下だ。飛躍的な増収は見込めない。近鉄の真の狙いは、観光列車でファンを作り、遷宮後も伊勢志摩を訪れてもらうことにある。

 観光列車をめぐっては、JR九州が23年に九州新幹線の開通に合わせて、ドアから煙に見立てた霧が出る「指宿のたまて箱」を投入。JR東日本も今秋から東北地方で全席レストランの「東北エモーション」を運行する。特色ある列車で全国の観光地は再び輝けるのか。その真価は間もなく問われる。(中村智隆)
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