


21日から投票が始まった「第5回AKB48選抜総選挙」(6月8日・日産スタジアム)の速報順位が22日、東京・秋葉原のAKB48劇場で発表され、昨年4位のHKT48・指原莉乃(20)が2位以下に1万票以上の差をつける2万8563票で1位となった。無名のSKE48・柴田阿弥(20)が8位などSKE勢が躍進した一方、昨年優勝の大島優子(24)が3位、小嶋陽菜(25)がまさかの20位とAKB勢は大きく出遅れた。
あまりにも早く呼ばれた自分の名前に、小嶋は耳を疑いたかった。それでも、目の前にあったのは、速報で20位という現実。周囲の目を気にする余裕もなく、あんぐりと口を開けたまま、しばらく身動きを取ることができなかった。
第1回から6→7→6→7位と上位をキープ。選抜メンバー入りも最多を誇る、AKBの“上位安定株”が大暴落だ。この日の劇場の公演は、自身の生誕祭。結果発表後、ツイッターで「今年も素敵な生誕祭ありがとうございました」とコメントしたが、速報については一切触れられていないところに、ショックがうかがえた。
絶対的エースだった前田敦子(21)の卒業から9か月。中間発表とはいえ、前田が去った後の中心人物として、連覇は確実と見られていた大島は、指原、渡辺麻友(19)に抜かれ3位。小嶋同様、この日更新された自身のブログでは、総選挙についての書き込みは見られなかった。
前回、自らが5位になった後「つぶすつもりで来てください。私はいつでも待っています」と後輩たちを鼓舞するコメントが話題となった最年長の篠田麻里子(27)も15位と、選抜メンバー落ちに後がない状態。言葉通り“新顔”たちが上位進出を目指し、それを実現しているのを複雑な気持ちで見ていると思われる。
巨大になったAKBグループを束ねる総監督として活動してきた高橋みなみ(22)は、まさかの18位。20位の小嶋と共に、2人そろって16位以下に名前を連ねた。かつてファンから「神7」と呼ばれた栄光は、もろくも崩れ去った。
年内の卒業を発表しながらも、総選挙への参加を表明した板野友美(21)は、“ご祝儀票”も期待されていたが、14位と低空飛行。男性問題で研究生からの出直しとなった峯岸みなみ(20)は、スキャンダルの影響からか26位に。このまま一気に世代交代が進むのか。
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