
中国国家旅游局が公式ウェブサイトに、中国人が海外旅行をする際の「マナー」を指導する手引きを公開した。29日付で新京報が伝えた。
【その他の写真】中国・南京の少年がエジプトの古代遺跡ルクソール神殿に落書きした事件を受けたものとみられる。旅行会社と海外旅行客に向け、「恥ずかしい行為は慎むよう」注意を促している。
大声で話す、列に並ばないなど、中国人観光客の「恥ずかしい行為」は海外でも問題視されており、国際的な旅行サイトが昨年実施したアンケートでは、多くの人が中国人観光客のイメージとして、「金はあるが、マナーが悪い」を挙げた。
ガイド歴11年の中国人ガイド、李勇さんはロシア・サンクトペテルブルクのホテルからクレームの手紙を受け取ったことがある。「中国人の団体客40人が宿泊し、朝食用にゆでたまごを1人3個用意したら、食べた後にさらに持ち帰ってしまうので、急きょ80個を追加する羽目に。それ以降、このホテルでは中国人客に食事の際は上着を脱ぐよう言うようになりました」。
こうした「悪習」は海外旅行をする中国人観光客の多くにみられるといい、ガイドたちの頭を悩ませている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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