米大リーグ、レッドソックスの中継ぎの柱として奮闘する上原浩治投手(38)。22日のホワイトソックス戦でも1回無失点に抑え、勝利に貢献した。この試合でチームメートと交わした“熱すぎる”ハイタッチが米メジャーファンの話題になっている。
【写真で見る】マウンドで力強くガッツポーズする上原 上原は降板後に感情をあらわにして喜び、ハイタッチを交わす“勝利の儀式”がファンの間で有名となっている。だが、この儀式で思わぬ“犠牲者”が出た。
この試合では4-1の八回に登板し1回無安打無失点、2三振を奪う熱投でマウンドを降りた。見事なリリーフで興奮冷めやらぬ様子の上原は、ベンチに戻りチームメートと力いっぱいにハイタッチ。だが、その様子を座って見ていたシェーン・ビクトリノ外野手(32)を見つけると、右肩にビシッと平手打ちを食らわせ“闘魂注入”。右腕の不意打ちに驚きの表情を浮かべたビクトリノだったが、最後は笑顔を浮かべていた。
大リーグ公式サイトはこの様子を動画で紹介。CBSスポーツ電子版も「上原の勝利の儀式が不慮の事故を生んだ」とし、放送局NESN電子版は「ビクトリノは上原に注意を払わなかったために、大きな代償を払った」と伝えた。
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