
5月23日発売の『SPUR』(集英社)で、前衛芸術家の草間彌生さんとSMAPの香取慎吾さんが初対面した。「アートと愛」をテーマにお互い“芸術への愛”を語り合うなかで、草間さんは香取さんが描いた絵を大絶賛した。
香取さんが1998年に刊行した、サイケデリックな表紙の画集『しんごのいたずら』について、草間さんは次のように話っている。
「あなたが’98年に出された画集『しんごのいたずら』を見させていただきました。わぁ、この人は絵描きになったら世界的に有名になるんじゃないかしらって思ったの」。
「あなたの絵からも愛を感じます。作品集にあるキスの絵なんて、“絵描き”と呼ばれる人は恥ずかしがって描かないけれど、あなたは描く。あなたの絵は全部好きよ」。
香取さんは以前から草間さんを“憧れのアーティスト”として敬愛しており、この思わぬ賛辞に感無量の様子。
1991年にSMAPのメンバーとしてデビューして以来、国民的アイドルとして音楽・バラエティー・ドラマと幅広い分野で活躍してきた香取慎吾さん。活発なイメージが強い香取さんだが、実は繊細でアーティスティックな一面も持っている。2011年にはシルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ クーザ』東京公演の開幕を記念して大作の絵画作品を作成。約2カ月の期間を費やしたピカソを彷彿させる独創的な作風が話題を呼んだ。
歌い、演技もするが「絵を描くのが一番好き」という香取さんは、対談で草間さんの制作現場にも立ち会い、かねてからの夢を叶えた。
近い将来、世界的芸術家・草間彌生と国民的アイドル・香取慎吾が2人で作品展を開く日が訪れるかもしれない?
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