
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんが映画「生贄のジレンマ」のプロモーション映像に出演し、“ニュース読み”を行っていることが25日、明らかになった。長谷川さんにとってフリー転向後、初の仕事で「この度、フリーとして初仕事をいただきました。生贄アナでもジレンマアナでも何と呼ばれても構わないので、この映画の魅力をガンガン取材して特ダネを伝えていけたらな、というふうに思っております」と意気込んでいる。
【写真特集】長谷川アナ、ニュース 「生贄のジレンマ」は土橋真二郎さんの同名小説を映画「デスノート」シリーズの金子修介監督が実写化。卒業を控えた高校生たちが学校に閉じ込められ、生贄をささげなければ全員死ぬという命を懸けた究極のサバイバルゲームに巻き込まれていくというストーリーで、プロモーション映像では、映画の衝撃的な内容にちなみ、ワイドショー風の演出でその事件を伝えている。長谷川アナは、作品の大きな鍵を握る、高校の校庭に突如現れた“巨大な穴”のニュースを伝えるアナウンサー役として出演している。
スタジオでピンマイクを付けてニュースを読むのはおよそ1年ぶりという長谷川さんは、当初は緊張気味だったが、スタジオに入ると真剣なまなざしを見せ、ディレクターから段取りの説明を受けるなど入念に打ち合わせ。収録が始まると、締まりのある表情を見せ、完璧なニュース原稿読みを披露した。
プロモーション映像は、ワイドショー風演出の「事件発覚」編に加え「続報」編も制作。長谷川さんの“生贄”アナ就任コメントと併せて公式サイトで順次公開していくほか、7月13日から「生贄のジレンマ<上>」が劇場公開されるユナイテッドシネマ豊洲(東京都江東区)でも流れる予定。映画は、上・中・下からなる3部作で、DVDが8月2日に3作同時発売されるほか、上のみ7月13日からユナイテッドシネマ豊洲で限定公開される。
長谷川さんは、フジテレビのニューヨーク支局時代に、滞在費関連費用の不正使用があったとして業務規定違反で降格処分を受け、4月1日付で同局を退社。その後、開設したブログで、一部報道内容が事実と異なるとして反論。さらに局内のことなどをつづり、注目を集めた。(毎日新聞デジタル)
【関連記事】
「生贄のジレンマ」主人公に須賀健太、ヒロインは竹富聖花
<騒動に言及>フジ社長、長谷川豊元アナのブログに……
高橋真麻:長谷川豊元アナのブログに「私のことも書いて」
実写版監督は「デスノート」の金子修介
<初司会で>高橋真麻、父・英樹にダメ出し連発
PR