
FIFAの広報誌『FIFA WORLD』が、6月15日からブラジルで開催されるコンフェデレーションカップを特集し、2ページにわたって日本代表を紹介した。キープレーヤーとしてMF香川真司とDF吉田麻也、MF遠藤保仁を挙げている。
同誌は「新たな時代を迎えている」日本代表が、アルベルト・ザッケローニ監督の就任以降、4度目となるアジアカップ優勝、2012年のロンドン・オリンピックでの4位躍進を遂げたと説明。「今年のコンフェデレーションズカップへの準備を進める『サムライ・ブルー』について、一部では『新・黄金世代』と呼ばれている」と紹介している。
キープレーヤーとして挙げた3選手については、それぞれ次のように紹介した。
香川真司
「間違いなく日本の最有望株。香川真司は非常に優れたテクニックを備えた攻撃的ミッドフィルダーだ。マンチェスター・ユナイテッド移籍で注目を集めても動じず、イングランドに適応して、3月にはハットトリックを達成。2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)は落選したが、香川は初のFIFA主要大会に向けて準備のときを迎えている」
吉田麻也
「まだ24歳の吉田麻也は、若くしてアジア最上級のセンターバックとしての評判を獲得。相手の攻撃を防ぐだけでなく、後方から試合を組み立てる能力がある。サウサンプトンの元監督ローリー・マクメネミーは、吉田を『ファーストクラスとして突然現れた数少ない選手の一人』と称している」
遠藤保仁
「黄金世代と有望株を結ぶのが、日本代表の歴代最多出場記録を誇る遠藤保仁だ。1999年、U-20世代でスペインに次ぐW杯2位に入ったメンバーで、日本で唯一、アジアカップ2度の優勝を経験している。すでに2度のW杯に出場しているベテランで、コンフェデレーションズカップでも印象を残すチャンスがあるだろう」
日本代表は6月15日の開幕戦で、ホスト国のブラジル代表と対戦。20日にイタリア代表と、23日にメキシコ代表と対戦する。
(C)Goal.com
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