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新人時代の壇蜜 「死体好き」発言に周囲ドン引き


“日本一セクシーな32歳”として大ブレイク中、『情熱大陸』に出演(5月26日23:00~OA)とその勢いは止まることを知らない壇蜜。そんな彼女は ‘10年3月、『週刊SPA!』の一般公募型グラビア企画「美女タレント発掘プロジェクト どるばこ」でグラビアデビューを飾った。当時、まだ29歳だった彼女を撮影したカメラマン・寺川真嗣氏は「フツーと違った」と振り返る。

「肝の座ったところがあって、初めての撮影とは思えない落ち着き様でしたが、かといってすれてるわけでもなく、きわめて真面目な人でした。知的できちんと話もできて、それでいてどこか“普通じゃないところ”があって、面白い人だなぁというのが第一印象でした」

 元・葬儀社勤めという特殊な経歴も“壇蜜らしさ”のひとつである。

「当時、彼女は葬儀社で死体処理の仕事をしていて、人があまりやりたがらない仕事だと思うのですが、自分が選んでその仕事をしていると言っていました。“死体好き”とまで言ってましたね。あとSMの話も、確か自分はMで縛られるのが好きでとか、誰にも憚らず話していたので、周りはちょっと引いてました(笑)。そんなハードな話をしながらも、カメラを前にすると知的で妖艶。そんなギャップのある29歳なんて、なかなかいませんよね」

 もちろん、グラドルとしての素質も十分感じたという。

「エロ表現がとても上手かったです。いわゆる性的な連想をさせるポーズができるということで、例えばM字開脚で座るというポーズがあるとすると、それはまあ、水着を付けているのですが、性器を見られている状態です。誰に見られているのか、誰との関係性においてM字開脚の状態になっているのか自分で想像しないと、目線の位置とか手の置き場所が決まりません。撮影という学習によってできるようになっていく人と、自身の経験からできる人とがいるわけですが、彼女の場合、初めての撮影ですでにそれができていたということは、後者のほうですよね」

 SPA!の撮影現場に颯爽と舞い降りた彼女は、すでに壇蜜として完成していた。では新人らしい“フレッシュさ”はなかったということか。

「内に何かを秘めているというか、内向きのエロさが熟成していたんでしょうね。それが、『どるばこ』に応募して、ようやく外に向けてなんかやってみよう、エロっぽく表現してみようとなったときの、開放感に似たフレッシュさを感じました。素振りは100万回やってきたけど、実戦は初めて。そんな雰囲気でしたね」

 撮影現場の誰しもが壇蜜の雰囲気にヤられていた。寺川氏の「グラビア向いてる。やったほうがいい」の言葉を受けて、後日、壇蜜は芸能プロダクションに所属することになる。まだ“素人”、でも稀有な才能を秘めていた彼女の激レアセクシーショット、今一度ご堪能あれ。 

⇒【新人時代の壇蜜グラビア】http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=445241

<取材・文/高石智一 写真/寺川真嗣>

日刊SPA!
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